カーテン次第で部屋の雰囲気は一変します。室内の模様替えをしたついでに、カーテンもリフレッシュ!
[STEP1]カーテンを知ろう
●カーテンとは?
窓や扉の内側に間仕切りや、採光調節、防音、保湿などの機能を果たすために吊るされた布。デザインやカラーも豊富で、カーテンが装飾品の役割を果たしてくれる事も。
種類も、遮光・レース・ロール・ブラインドなど豊富で、生地の違いで雰囲気もガラリと変わります。カーテン選びは生地にも注目です。
●カーテンの主な種類
・ドレープカーテン...一般的なプリーツカーテン
・レースカーテン...プライバシーを保護でき、水洗いが可能なカーテン。ドレープカーテンと対で使用される
・ミラーカーテン...裏面にステンレス分子を加工し、太陽光線を遮る効果のあるカーテン。昼間の室内を外から見えにくくする効果も
・ブラインド...羽根の角を変えて光や視界の調整ができるカーテン。羽根が縦と横の2タイプある。アルミ・木製などが人気。
・シェード...柔らかい生地をたたみながら開閉するタイプのカーテン。ロールカーテンとの一番の違いは、布を巻き込まないところ。プレーンシェード、ツインシェードをはじめ、種類も豊富。
・ロールスクリーン...上部の芯(ローラー)に布を巻き取りながら引き上げるカーテン。大きな布1枚のシングルと2枚の生地を重ねたツインタイプの2種類がある
・遮光カーテン...防音や断熱効果のある裏地付きのカーテン。3種類の遮光等級が設けられており、素材・加工によって性能が違う
[STEP2]カーテンフックとレール
カーテンのフックとレールの組み合わせ、侮るなかれ
●レール
大きく分けて2種類
・機能レール...賃貸マンションに多いよく目にするレール
・装飾レール...素材とデザイン性を追及したレール
●フック
フックの種類は2つ
・Aフック...カーテンレールを見せるタイプ
・Bフック...カーテンレールを隠すタイプ
※アジャスタータイプのフックであれば、調整によりAからB、BからAに変更が可能です
●レールとフックの組み合わせ
・機能レール...内側(レースカーテン)はAフック、外側はBフック
・装飾レール...内・外側ともにAフック機能+装飾レール...機能にBフック、装飾にAフック
・天付レール...内・外側ともにAフック
このほか、ボックスタイプは内・外側ともにAフックが通常です
[STEP3]カーテンの採寸
長すぎても、短すぎてもダメ。カーテンを選ぶ時は採寸してから店舗へ
●既製カーテンを選ぶときは、以下の数字を覚えておくと便利です
・腰窓...窓枠の下15cm長く
・掃き出し窓...床から1cm短く
※レースカーテンは、測ったカーテンサイズから1cm短いサイズを購入しましょう。腰窓は、窓枠と同じ幅の寸法でもOKですが、掃き出し窓は床にカーテンが触れないサイズを購入しましょう
●採寸
カーテン巾はレールの一番端に固定されている金具から逆の金具までの長さを採寸。装飾レールの場合は一番端の金具から逆の金具までの長さを採寸
長さの場合は、レールランナー(カーテンフックをかけるランナー)の穴下から窓枠あるいは床下まで採寸
※購入時に、長さを確認しても巾を確認しない事も多々あります。巾は100cm~販売していますので、購入時、サイズのチェックを忘れない事
[SETP4]カーテンの選び方
カーテン選びで最も重要なのが部屋の床や家具とのバランス。カーテンが浮かないように統一感を考えましょう
カーテン選びで最も重要なのが部屋の床や家具とのバランス。カーテンが浮かないように統一感を考えましょう
・リビング
明るめのカーテンを選びましょう。柄物は、家具とのバランスを考えて
・寝室
光を遮ってくれる遮光カーテンがお奨め。淡い色の遮光カーテンは若干性能が劣ることもあるのでブラウンやブラックなど色が濃い方がお奨め
・和室
障子以外にも、木製のブランドもお奨め
・一人暮らし
遮光カーテンがお奨めです。室内が見えると空き巣などの被害になる可能性もありうるのでなるべく室内が見えないように、心がけましょう
[SETP5]手入れ
綺麗に見えるカーテンも埃やヤニなどで汚れています。レースカーテンは年に数回、ドレープは年1回の洗濯を。その際は、洗濯表示(タグ)
を確認して、洗濯機洗いが可能かチェックを忘れずに。
●洗濯方法
・フックを外す
・洗濯表示に従って洗濯(※水洗いできるか必ず確認を。)
・プリーツカーテンはプリーツに沿って畳んでから洗濯ネットに入れる(プリーツが壊れないように)
・乾燥は、脱水を避けるか短時間にし、レールに吊るして自然乾燥
・ソフト洗いにすることをオススメします。
●カーテンの収納
・プリーツを壊さないように綺麗に折ってビニール袋にて保管。シワが取れにくい生地のカーテンには圧縮袋は使用しない