洗濯物を綺麗に仕上げるため、衣料にあった洗剤を選ぶのは基本中の基本ですが、さらに綺麗に仕上げるために、洗濯のコツと干し方を覚えましょう。
衣類には大きくわけて、「天然繊維」と「化学繊維」に分かれそこから植物・動物・再生・半合成・合成繊維とに分類され、構成する繊維も麻、絹、毛(ウール)、レーヨン、ナイロン、ポリエステルと細かく分類されます。
繊維はそれぞれシワになりやすい、保湿性がある、吸収性が小さい、熱に弱い、など性質が異なります。これだけ繊維も、性質も異なると、どの洗剤を使用していいか迷うところですが、その場合は衣料についている洗濯絵表示(※)をチェックしましょう。
絵表示を確認して最も適した洗い方で衣類を綺麗にしましょう。
日本の製品なら、日本工業規格(通称:JIS)、海外の製品なら、国際標準化機構(通称:IOS)で定められた、その製品ごとの洗い方や干し方、アイロンのあて方などを適切に表した絵表示の事です。JISとIOSの絵表示は少し違いますが意味合いは同じになります。
このほか、下着類、タオル類、シャツ類と分けて洗濯するのもオススメしますが、電気代と水道代の事を考慮して、洗濯の回数を少なくできるように工夫しましょう。
補足:シワの伸ばし方
大きなシワ...服の端を持ち、軽く振る。2~3回を目安に。
小さなシワ...繊維にそってのばしたあと、服をパンパンと軽く叩く。