2021/03/08 部屋の中に外からの騒音を下げる工夫

こんにちは、クラスモです。


3月に入り春が近づいてきました。

あっという間に春、お引越しのシーズン到来です。

まだまだ部屋探し間に合いますのでピンとくる部屋に巡り合えていない人はぜひクラスモにご相談ください。


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コロナ禍の影響はお部屋探しにも表れておりまして、全国賃貸住宅新聞社が発表した人気設備ランキングにも変化がありました。なんと、入居者が希望する設備に今まで入ってこなかった「遮音性の高い窓」がランクインしてきました。

それ以外は通年通りで、単身向けもファミリー向け物件もネット無料、宅配ボックス、浴室乾燥機、オートロックなどが続きます。ほかにもTVモニター付きインターフォンやエレベーターなどが順位を上げております。


注目すべき「遮音性の高い窓」ですが、遮音性が高い窓とはなんぞや?ということで調べてみました。


遮音性とは、主に窓などの開口部や室内建具を通して伝わる「空気伝送音」や衝撃が構造体などを通して階下に伝わる「個体伝送音」を遮断する性能。だそうです。


ざっくりいうと空気伝送音が外からの音、個体伝送音が生活音というわけですね。


次に、音について。音の大きさを表す単位はデシベル(dB)。一度は耳にしたことがある単語ですね。確か授業で習ったような。

音の目安は120dBくらいまで分かれます。

それがこちら。 ※ひたちなか市のHP「騒音の目安」を参考にさせていただきました


騒音レベル

音の目安

40dB

静か

図書館、ささやき声や閑静な住宅街

4060dB

気にならない

静かな事務所、穏やかに生活できる

6080dB

うるさい

幹線道路の交差点や大きな声

80dB

極めてうるさい

ガードレール下や怒鳴り声


120dBまで分かれていてもその半分の60dBを超えたらすでにうるさい。

聴覚的な目安では50~60dBが普通とされています。できれば静かに暮らしたい。50dBくらいの周辺環境が理想ですが、お部屋探しする際「駅から近い」を希望したり、防犯上にぎやかな場所(幹線道路沿いの物件など)を希望したり、本当は閑静な住宅街に住みたいけど条件的に難しい等で諦めざるを得ない場合も出てきます。窓を閉めれば多少の音は遮音できますが、一般的な賃貸物件は一般的等級のサッシが使用されているため思ったほど遮断できません。


そんな時の工夫をいくつかご紹介します!ぜひ参考にしてみてください。

なお、これから紹介する事柄はあくまで参考です。実際の生活環境により全く意味がない場合もあります。ご了承ください。


■部屋の中に外からの騒音(空気伝送音)を下げる工夫

1.カーテンで工夫する

防音、防炎、遮光、遮熱など数ある機能別のカーテンの中から防音(遮音)カーテンを選んでみましょう。

お値段はやや高めですが、遮音のほかに遮光、遮熱などほかの機能も兼ね備えている事もあるので考えると意外とお得?

なお、オーダーメイドではなく一般量販店でも売られています。


2.二重サッシにする

新しくサッシを取り付けるパターンです。紹介しておいてなんですが、賃貸では壁を傷つけてはいけない(原状回復義務)があるので、設置したい場合は賃貸人(オーナー)の許可を必ず取りましょう。無断で設置すると退去時に思ってもみない撤去費用を請求されることも。

サッシ(枠)ではなく、ガラスを変えたらいいのでは?と思われた方、防音ガラスにするにはサッシ部分にも十分な性能が必要(サッシにも等級がある)なためいささか難しいかもしれません。


3.最終手段、防音室のある部屋を探す

楽器OKの部屋は防音になっていることもあります。家賃がやや割高になるので経済状況と相談が必要です。

ちなみに賃貸物件の検索で「楽器OK」となっている部屋は独立した部屋で楽器OKとなっている場合もあります。(隣の部屋と離れているだけで防音ではない可能性あり)


今回は窓の外からの騒音についての工夫を記載しましたが賃貸マンションの場合、ウォーターハンマー(配管からの音)や、個体伝送音(上階からの生活音(掃除機や洗濯機の音))などの騒音もありますので、賃貸を探す際にはどっちの騒音対策が重要か調べてみる必要がありますね。


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