リクルート住まいカンパニー(SUUMO)が先月「2016年度賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)」を発表しました。 その中から一部抜粋して紹介いたします。 ○家賃と広さが同じなら、駅からの距離と物件設備(内装・外装)どっちを選ぶ? これは非常に難しい問題ですね。 条件(A)と、条件(B)どっちも捨てがたいときは、どうすればいいのだろうか…。 では早速回答をみていきましょう。 ※なお回答対象者は、1人暮らし(学生、女性社会人、男性社会人)、2人暮らし、ファミリーに属します。 ■パターン1 「家賃と広さが同じ物件AとBで、駅から近いAと、間取りが自分好みのBの場合」 ・Aを選択…32.1% ・Bを選択…50.0% ・どちらともいえない…17.9% パターン1では間取りを選ぶ人(完全に優先する人)が僅かながら多くありました。 ■パターン2 「家賃と広さが同じ物件AとBで、駅から近いAと、住宅設備がキレイ・もしくは自分好みのBの場合」 ・Aを選択…36.0% ・Bを選択…44.4% ・どちらともいえない…19.6% 結果はBが多くなりましたが、「完全に優先する」はAの方が多かったです。 設備は全部は優先しないけど、一部(例えばコンロは絶対2口必要だけどガスコンロじゃなくてもいい等)を優先する人が多くありました。 ■パターン3 「家賃と広さが同じ物件AとBで、駅から近いAと、外装がキレイ・もしくは自分好みBの場合」 ・Aを選択…53.9% ・Bを選択…28.7% ・どちらともいえない…17.3% 半数以上が駅からの距離を優先。 賃貸物件なので、外観はさほど気にしてないという事が分かります。 ■パターン4 「家賃と広さが同じ物件AとBで、駅から近いAと、遮音性が高いBの場合」 ・Aを選択…60.3% ・Bを選択…25.0% ・どちらともいえない…14.7% 遮音性はあまり重要視されていないようで、遮音性の高い物件よりも駅からの近さを選ぶ方が多くありました。 いかがでしょうか。 賃貸物件を探すとき、「妥協できる条件と出来ない条件」は出てくると思いますので、このように掛け合せて、どれが一番妥協できない条件か、どれと比べた時妥協できるのかを調べて賃貸物件を探してみてください。 参考サイト:https://www.recruit-sumai.co.jp/data/upload/chintai_cyuosa_20170915.pdf ※別サイトにリンクします。 |