「防犯を気にする人が見るべきポイント 一人暮らし編」の続き

こんにちは!

賃貸のクラスモです。

今日は前回の「防犯を気にする人が見るべきポイント 一人暮らし編」の続きです。

 

前回ご紹介した防犯のポイント部分が専有部分に特化していたので、専有部分での防犯対策についてご紹介します。

ご紹介する前に、専有部分をご説明します。専有部分とは、玄関からバルコニーまでの部分をいいます。バルコニーも専有部分のように感じますよね。でも実はバルコニーは専有部分ではなく共用部となります。

 

専有部分…マンションなどの建物を区分所有者が所有している部分。部屋の内側のスペース。

共用部…専用部分以外の場所。壁、柱、屋根、などの躯体や構造部分、バルコニー、メーターボックスなどの建物の付属部分。

 

 

■専有部分

間取りの赤線で挟まれた部分。

バルコニーは専有部分には含まれない

 

  バルコニーに設置してある隔て板は火災があった時などの

  緊急時に蹴破って避難できるようになっています。

  そのため、隔て板の周囲に避難の邪魔となるような荷物を

  置いたりしないようにしましょう。

 

 

 

 

 

それではさっそく専有部分の防犯対策についてご紹介していきましょう!
なおこれからご紹介する中には賃貸物件ではできない場合もございます。

ご了承ください。

 

 

 

■玄関

・在宅時でも鍵を掛けチェーンロックをする。

・二重鍵の場合、どっちもロックをする。

・ドアスコープや玄関ポストもしっかり対策する。

 

オートロックでも玄関の鍵を掛けること特にチェーンをすることが大事です。玄関ポストのネジの緩みがないか、簡単な衝撃で外れそうになっていないかなど確認しましょう。

また、ドアスコープからの光漏れで在宅であることが分ったら業者のフリをしてドアを開けさせようとする不審人物もいます。ドアスコープをカバー等で覆い、光が漏れるのを防ぎましょう。

 

賃貸物件の場合はドアを傷つけない粘着タイプのドアスコープカバーなら、ドアを傷つける心配がありません。

 

 

・鍵の交換、補助錠を設置したい時は必ず貸主または管理会社に確認。

 

賃貸物件の場合、鍵も貸主の持ち物になるため勝手に交換や補助錠の工事を行えません。

「退去時に元に戻す」条件が追加されて許可が出る場合があります。元に戻すのが条件なので、交換した鍵はきちんと保管しておく必要があります。

 

 

クラスモのオートロックの物件一覧はこちら

 

 

■サッシ・窓

・防犯フィルム

 

窓からの侵入を防ぐ防犯フィルムをガラスに貼る場合、防犯性能の基準をクリアした「CPマーク」のフィルムが防犯に優れています。(貼り付けるにはプロに依頼した方がいい場合もあり)安価なフィルムでは防ぎきれないこともあるので性能が確かなものを選ぶことをお勧めします。

 

賃貸物件の場合、防犯フィルムを貼り付ける時も貸主の許可が必要になる場合があります。

設置したい場合は事前に確認をとりましょう。

 

 

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■おまけ、集合ポスト

・常に鍵が掛かった状態にしておく

 

集合ポストは専有部分ではありませんが、集合ポストも防犯面では対策が必要です。

 

賃貸マンションなどの集合ポストは「右に×回●、左に×回●」などの番号の組み合わせで解錠するダイヤル錠の場合が多いです。ダイヤルを回すのが面倒でいつでも解錠できるようにしていると郵便物を勝手にとられてしまう可能性があります。第三者に開けられないように解除番号とは全く関係ない数字に合わせておきましょう。

 

・ポスティングされたチラシはこまめに捨てる

大量に投函されるポスティングチラシはため過ぎないようにします。大事な郵便が入らなかったりするので一定量になれば破棄しましょう。

 

玄関、窓、ポスト。しっかり施錠するのは当たり前の事ですが、疲れていたり、酔っ払いいたり、考え事をしていたり慌ていたりと、いつもと違う状況でうっかり施錠を忘れてしまう事も考えられます。

 

しっかり対策して自分の身と財産を守りましょう。

 

 

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